熟年離婚をお考えの方へ
近年、熟年離婚というワードをよく耳にします。既に子育ても一段落し、仕事も引退された方々が離婚されるケースが増えています。
当事務所では家事専門部を立ち上げ、熟年離婚にも注力しています。
熟年離婚のポイント
離婚に関しては、一般に、婚姻費用、養育費、財産分与、親権、面会交流といった点が問題となります。このうち、子が既に巣立っているというような熟年離婚の場合では、主に財産分与が大きな問題となる傾向にあります。
財産分与とは、夫婦が婚姻中に築いた財産を離婚に際して平等に分け合うという手続です。その対象財産は、不動産や退職金、自動車、有価証券等多岐にわたります。
熟年離婚の場合、不動産のローンを払い終えていたり、既にリタイアして多額の退職金を受け取っているケースもあり、財産分与の対象となる額が大きくなることがあります。
これらの財産につき、夫婦で寄与度が大きく異なるという例外的な場合(一方が医者や弁護士など専門職に就いているケース)を除き、多くの場合は原則として2分の1ずつ財産を分け合うこととなります。
財産分与に関しては、いつの時点の財産を問題とするか、どのような証拠を用意すべきという点で専門的な知識が必要となります。
家事専門部を有する強み
当事務所では、家事専門分を設立し、所属弁護士は熟年夫婦離婚の経験豊富な者も在籍しています。
ご依頼いただいた際には、家事事件に精通した弁護士、スタッフ陣による全力サポートを提供いたします。
離婚についてお悩みの方は、是非一度ご相談ください。