高次脳機能障害、右上腕開放骨折等の傷害を負った男性が併合2級に認定された事案
損傷部位 | 頭部、首など |
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傷病名 | びまん性脳損傷、急性硬膜下血腫、右上腕開放骨折、頭蓋底骨折、頚椎横突骨折 |
認定等級 | 併合2級 |
獲得金額 | 6547万円 |
手続き | 交渉 |
仕事内容 | 会社員 |
事故の状況 | 自動車 |
事故発生からご相談までの流れ
依頼人がバイクに乗って交差点に進入したところ、対向車線を走行していた普通乗用自動車が前方を注視することなく交差点を右折してきたために、直進中のバイクと衝突しました。
相談・依頼のきっかけ
- 自分で保険会社と交渉するのが不安
- 保険会社から賠償金の提示があったが、適正かどうかわからない
- 過失割合に納得がいかない
当事務所の活動
- 医療機関に対する医療照会、医師面談、後遺障害診断書作成依頼
- 後遺障害認定に対する異議申立
- 賠償金の交渉
当事務所が関与した結果
サポート無しの場合 | サポート有の場合 | 備考 | |
入通院慰謝料 | 190万円 | 294万円 | |
休業損害 | 387万円 | 387万円 | |
後遺障害慰謝料 | 1250万円 | 2370万円 | |
過失割合 | 60% | 45% | |
その他 | 後遺障害等級併合3級 | 後遺障害等級併合2級 | |
合計金額 | 3862万円 | 6547万円 |
解決のポイント(所感)
依頼人は、当事務所にご相談にいらっしゃった時点で、高次脳機能障害について9級、右上腕骨開放骨折について4級、併合3級に認定されていました。依頼人と面談したところ、高次脳機能障害については、9級以上の重い後遺症が残っているように考えられましたので、改めて医療照会等を行い、異議申立を行いました。
結果として、高次脳機能障害については9級が7級に上がり、後遺障害等級として併合2級が認定されました。
さらに、交渉においても保険会社は依頼人に60%の過失があると主張していましたが、当事務所が交渉することにより、依頼人の過失は45%まで下げることができ、依頼人に適切な賠償金を届けることができました。